いろいろな人間で成り立っているこの世の中だと思います。
味わう必要のないような経験をしてきた方が沢山いると思います。
なんで？私だけ？こんな目に？
正直…
私もそう思っていました。
過去形にしたのは、味わうべきだった経験なのかな？と今は思うからです。

私は・・・・性的虐待を受け、解離性同一性障害と診断されました。
発症してからこれまでの１6年間、人生の役半分は、病院と薬づけの毎日。
生きた心地のない日々。

それでも・・・・
今生きていて良かった！と思います。
すべての過去の経験に、心から感謝しております。
感謝できたのには…

私自身が受け入れきれなかった過去の経験を、

カウンセラーの曾根先生が、認めて、受け入れて下さり、

私自身が信じきれなかった、自分の未来の夢や希望を、

私自身のモノにできるようなるまで支えて下さったから。
それが無ければ、正直死んでいました。命あっても生きれていなかった。
先生に出会い、自分を救えた自分を好きになりました。
自分のすべてを受け入れたからこそ、他人に感謝が出来るようになりました。
非道ないじめ、虐待。
良く、輪廻転生だとかで運命は繰り返すなんて言いますが・・・・
運命は自分で変えることが出来るのだ！とここに来て思いました。
親に、虐待されたから自分が虐待する。だから子どもの育て方がわからない。
その気持ちは良く分かります。自分もそうでしたから。
男性が怖い。恋愛は無理。結婚は無理。
もし子どもが出来たら・・・・自分は、虐待してしまう。きっと不幸になる。
人は裏切るもの。どうせ、またいじめにあう。蹴落とされる。
私と関わると不幸になる。夢や希望なんてない。
でも・・・・・その反面、心の奥底では
恋をしたい。いつか幸せな家庭を築きたい。安全に働きたい。仕事がしたい。
毎日幸せでありたい！精神的に健康でありたい。
と思っては、相反する二つの自分と長い間戦ってきました。
私はセラピーを受け、相反して戦っていた自分をどちらも愛するすべを教わりました。
どちらも消すことなく自分だと受け入れることは、少なくとも、私の未来を変えました。

人生は一度きり。何かのせいにしている暇はありません。
ただの時間の経過を生きることとしたいでしょうか？
生きるとは、自分の意志で未来を決めていく作業だと思うのです。
自分で生きようと決めることができたとき、やっと本当の人生が始まるのではないでしょうか？

同じ悩みを持ちながら解決して幸せに暮らしているカウンセラーの曾根先生の存在は、
私の支えであり、未来への希望でした。

自分が前へ出る一歩を支えて下さったことに心から感謝いたします。

SAYAKA