静岡県藤枝市にある性的虐待・レイプ被害/ＤＶ・モラルハラスメント専門
カウンセリング・セラピー 
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性同一性障害と性的虐待の傷を受け入れて 体験談
性同一性障害と性的虐待の傷を受け入れて今 （東京都在住・20代男性）
ロングカウンセリング・セラピー１回
はじめまして。私は性同一性障害で性的虐待を受けてしまった当事者です。
性的虐待を受けてさらに性同一性障害とわかった思春期の頃はとても悩みました。
体は女だけど男性から虐待を受けて、でも自分は男だという自覚。
複雑すぎて混乱し、自分は男なのか女なのか、もしかしてあの出来事のせいで
女という性の嫌悪感から男だと思い込んでいたのか。
性に対する矛盾を20数年もの間悩み続けていました。
私が関わった加害者は訳あって同居していた男性、2人目は兄でした。
幸いにも10代の頃に両親に打ち明けて、父が兄を叱ってくれました。
同居人は結婚して海外に移住しています。
もう二度と会うことはないですが、両親も私も許すことはないと思います。
早くに打ち明けて話したからといって傷が消えるのでも癒えるわけでもなく、
更に10年間悩みました。
障害の他にも生まれつき繊細なところがあったので集団に馴染めずに不登校になったり、
母との関係性に悩んだり、恋愛依存症になったり…
犯罪になりそうなこと以外はいろんな経験をしてきたと思います。
そんな事情もあってか20歳からずっとフリーターでした。
社会に対する恐怖心が常にありました。
みんなと同じが嫌いだけど、みんなと同じようにできない劣等感にずっと苛まれてきました。
抱えた問題を解決しようと心理学の本を読み、自己啓発本を買い、
精神科にも行き、カウンセラーを訪ねたりもしましたが、
表向きは回復したように思えても中身はあの頃の傷ついた自分のまま。
ストレスが溜まると性的なことに走る日々、ここ数年は特に荒れていたと思います。
今年になって実家を離れて環境も変わり新しい仕事も探そうとしましたが、
中々行動を起こせずに半年近くが立ち、ダラダラと過ごす毎日。
体は楽だけど、自己嫌悪と周囲のプレッシャーの言葉に襲われ、軽い鬱状態になって、
自分は何がしたいのか、誰のために仕事をするのか、葛藤を抱えて限界になった時の明け方、
いつから自分は生きづらくなったのか？
と思い返したときに突然「性的虐待のカウンセリングを受けよう」と頭の中に言葉が降ってきました。
すぐにインターネットで検索し、いくつかのホームページを見たとき、
メンタル心理こころの声のページがなんとなく気になりすぐに曾根さんにメールしました。
今までの経験や障害のことをお話し、性別の件など心配していましたが、
曾根さんは快くセラピーをしてくだださるとお返事をくださいました。
距離もお金も掛かりましたが、思い切って静岡へと足を運びました。
セラピーを受ける前は緊張していて中々心が開かずにいましたが、
セラピーを終える頃にはまだ何もなかった3歳の頃の自分に戻り、曾根さんと2人で笑いあえました。
私にはインナーチャイルドセラピーが効果があったかなと思います。
いろんなセラピーを通して、性的虐待を含めて自分を締め付けていた鎖を一つ一つ解いてもらいました。
私は一度だけのセラピーで良くなったと実感できましたが、それは今まで自分なりに努力してきましたし、
何よりも諦めないという精神があったので早かったのかと思います。
だけど思うのです。
自分だけではどんなに頑張っても難しく、誰かの力が必ず必要なのだと。
私は幸いにも家族や恋人、親戚や友人から知人にとても良くしてもらっています。
私も同じく大事に想っています。
長い時間が掛かりましたが、
こういう大事な存在に感謝できることを今はすごく嬉しく思っています。
現在、大好きな喫茶店で働くことが決まり充実した日々を送っています。
先の不安はまだまだありますが、焦ることなく一歩一歩進んでいけたらと思います。
最後に、悩みや問題を抱えた皆さんにお伝えしたいことがあります。
どうか最後まで諦めないで下さい。
諦めなければ先の未来はなんとかなりますから。
とても柔軟性のある強さと柔らかい心をもたれている方で、
私自身もお逢いさせてもらい感謝しております。
あれから気にかけてお声をかけてくださったり、本当に嬉しく思っています。
また、旅の途中で静岡にも立ち寄ってくださいね。
Ｙさん、ありがとうございます。★カウンセリングセラピー体験談へ戻る★
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